サラダ油の処理方法

サラダ油の処理方法

サラダ油の処理方法ってめんどくさいですよね。

正直、流してしまっている人もいるんではないでしょうか?

油を排水口に流すことはNGです。なぜかというと動植物油は、微生物による分解が可能です、しかし分解速度は非常に遅く、川や海に流れ込んだ場合、分解しきれない油が時間の経過とともに酸化され、水中の酸素を消費し、生物などに影響を及ぼすことが考えられます。

環境問題に配慮するならば当然正しい処理をすることが大事です。

処理する前に前提として、サラダ油を多く使いすぎない。これはとても重要です。

小さいお鍋を使う、油の量を食材が浸る半分ぐらいまでにし、ひっくり返して揚げる、など工夫することによって油の量がかなり減ります。油の使用量を減らすことによって現在の油価格の高騰にも対応できますし一石二鳥ですよね。

次に、油を使う料理をする日をまとめて、うまく使う。例えば今日トンカツをしたら明日朝に唐揚げをお弁当に入れてみるとかです。うまく使いまわす事によって実質の油使用量を減らすのも有効です。

油の再利用は3~4回が限界だと思います。

ここまでは、家事従事者ならばやってる人も多いのかなって思います。

それでも廃油はでます。処理方法ですがいくつかあります。

1.自治体で回収してるか確認する

住んでいる自治体で回収しているところもあります。まずは確認した方が良いです。リサイクルして燃料などに使ってる場合もありますので、これが一番資源の有効活用になると思います。大体ペットボトルに入れて出すところが多いです。自治体によっては奨励金として1kg20円ほどもらえるところもあります。

注意する点は、ラード(動物性の油)が入ってる場合は回収してくれないと思いますので注意書きをよく読んで対応して下さい。

リサイクル業者さんで資源リサイクルをするのに回収してくれる場合もありますので、近くにないか調べてみてください。

2.新聞紙に吸わせる

最近新聞を取ってない人も多いと思います。その場合は漫画雑誌(ジャンプとか)の紙も結構吸います。油を吸わせたら通常のごみとして出して下さい。

3.凝固剤を使う

新聞は取ってないし、漫画雑誌なども買わない人は凝固剤を使う方法があります。

スーパーにも売ってますが、業務向けのほうが安いのでおすすめです。

現在は凝固剤を使っています。

自治体の回収場所がかなり遠くて行けないのでとりあえずは安い凝固剤を使っています。

みなさんも自治体がおすすめしている廃棄に努めましょう!